スティーブン・ダルドリー監督「ものあり」ノミネートで快挙達成!
2012年1月28日 11:00
[映画.com ニュース] ゴールデン・グローブ賞ほかアカデミー賞前哨戦に乗り遅れながら、すべり込みで第84回アカデミー賞作品賞にノミネートを果たした「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い」だが、監督を務めたスティーブン・ダルドリーが、3作品連続の作品賞ノミネートという快挙を果たしたことでも話題を集めている。
同作はダルドリー監督にとって4作目。00年のデビュー作「リトル・ダンサー」から、第2作「愛を読むひと」、第3作「めぐりあう時間たち」まですべてがアカデミー賞監督賞ノミネート作となっており、今回監督賞にノミネートされれば“4作品連続監督賞ノミネート”という快挙だった。
監督賞での快挙は達成できなかったが、過去2作品は監督賞と同時に作品賞にノミネート作。「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い」が作品賞にノミネートされたことで、“3作品連続作品賞ノミネート”を達成した形になる。
複数回の作品賞ノミネートを経験した監督といえば、マーティン・スコセッシやフランシス・フォード・コッポラ、スティーブン・スピルバーグ、クリント・イーストウッドら大御所が並ぶが、3作品連続してノミネートとなるとほぼ例がない。90年以降だけを見ても、「ロード・オブ・ザ・リング」3部作のピーター・ジャクソンだけとなっている。
トム・ハンクスとサンドラ・ブロックが初共演を果たした「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い」で、最愛の父親を失った少年の再生の物語を描いたダルドリー監督。今夏開催されるロンドン五輪では、エグゼクティブ・クリエイティブ・ディレクターとして開会式・閉会式の演出プロデュースを担当することも決まっており、動向が注目される。
「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い」は、2月18日から全国公開。
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