ラッセル・クロウ、ライアン・ゴズリングのオスカーノミネート落選に立腹
2012年1月27日 17:15
[映画.com ニュース] 「ドライヴ」「スーパー・チューズデー 正義を売った日」「ラブ・アゲイン」などの話題作で昨年大活躍した俳優ライアン・ゴズリングが、第84回アカデミー賞のノミネートから落選したことについて、オスカー俳優のラッセル・クロウが不満を漏らしている。
クロウはTwitterに「ライアン・ゴズリングがアカデミー賞にノミネートされなかったって? そんなバカなことあるか」と書き込み、米アカデミー賞を主催する映画芸術科学アカデミーに対して立腹している。また、「ドライヴ」でゴズリングと共演した俳優アルバート・ブルックスが、同じくノミネートから漏れたことについても納得がいかない様子で、「アルバート・ブルックス、『ドライブ』のあなたは素晴らしかった。見事だ」と賛辞を送った。
「ドライヴ」はニコラス・ウィンディング・レフン監督が第64回カンヌ国際映画祭で監督賞を受賞したクライムサスペンスで、昼はハリウッド映画のカースタントマン、夜は強盗の逃走を請け負う運転手として働く孤高の天才ドライバーが、愛する女性を守るため裏社会を相手に命がけの戦いを繰り広げる姿を描いている。
ゴズリングは、第69回ゴールデングローブ賞において「スーパー・チューズデー 正義を売った日」でドラマ部門、「ラブ・アゲイン」でコメディ/ミュージカル部門の主演男優賞にダブルノミネートされ、ブルックスも「ドライヴ」で助演男優賞にノミネートされたが、ともに受賞は逃した。