「アーティスト」を無声映画と知らず…観客が払い戻し請求
2012年1月22日 07:00
[映画.com ニュース] ゴールデン・グローブ賞作品賞(コメディ・ミュージカル部門)を受賞し、アカデミー賞最有力候補に名乗りをあげた「アーティスト」を見たイギリスの観客が、入場料の払い戻しを請求した。
英テレグラフ紙によれば、英リバプールで同作を見た25歳の女性観客は、「アーティスト」にセリフがないと文句をつけ劇場側から入場料を取り返したという。「アーティスト」は、無声映画の映画スターの物語を、モノクロの無声映画として描くという大胆な手法が批評家に高く評価されているが、この女性はそのことを知らなかったようだ。劇場側は、どんな作品であれ上映開始から10分以内に、係員に不満を申し出た観客には入場料の払い戻しを行っているという。
昨年10月にはアメリカで、鑑賞した映画が好きになれないという理由で、観客が配給会社を訴えるという事件が発生。ライアン・ゴスリング主演のクライムアクション「ドライヴ」(ニコラス・ウィンディング・レフン監督)の予告編を見たこの観客は、「ワイルド・スピード」的なカーチェイス満載のアクション映画を期待して劇場に足を運んだものの、内容が全く違っていたため、配給会社に入場料の返却と誤解を招く予告編製作の停止を求めて訴訟を起こしている。
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