役所広司、人生初のゾンビ姿を披露 「キツツキと雨」予告編公開
2011年12月13日 11:00

[映画.com ニュース] 役所広司、小栗旬が初共演を果たした「キツツキと雨」の予告編が、このほど公開された。無骨な木こりに扮した役所が、ゾンビ姿を初披露。ゾンビメイクに挑戦し、「ゾンビの扮装ができるのを楽しみにしていました(笑)。河原や草原にゾンビが出てくるだけで、スクリーンがちょっと魅力的になるんですよね。そういうところが、沖田監督はとてもうまいなと思いました」と述懐した。
予告編は、人里はなれた小さな村で暮らす木こり・克彦(役所)と、デビュー作の撮影に悪戦苦闘する新人監督・幸一(小栗)の交流を、コミカルな要素を盛り込みながら温かく描く。成り行きで、撮影隊と行動をともにすることになった克彦は、不器用で職人気質な愛情を幸一に注ぐ。
「シュアリー・サムデイ」で初監督を務めた小栗は、新人監督という役どころを演じ「幸一は克彦(役所)さんと出会うことで少しずつ変わっていきます。苦痛しか感じていなかった幸一に、希望のようなものが芽生えてくるんですね」。役所も「克彦は自分の子どもにはヘタな愛情表現しかできず、その分、違う青年(幸一)に子どもへの思いを伝えていく。そしてどこかお祭りに参加しているような気分の、映画づくりという夢の虜(とりこ)になっていく。克彦にとって、それは今までに出合ったことのない体験なんです」と語った。
「南極料理人」の沖田修一監督がメガホンをとり、第24回東京国際映画祭で審査員特別賞を受賞。役所、小栗をはじめ高良健吾、臼田あさ美、伊武雅刀、山崎努らが出演している。
「キツツキと雨」は、2012年2月11日から全国で公開。
(C)2011「キツツキと雨」製作委員会
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