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リメイク版「スカーフェイス」の脚本家が決定

2011年12月2日 11:37

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脚本を担当するデビッド・エアー
脚本を担当するデビッド・エアー
写真:Everett Collection/アフロ

[映画.com ニュース] 米ユニバーサル・ピクチャーズが企画している、新版「スカーフェイス」の脚本家に、「トレーニング・デイ」のデビッド・エアーが起用されたことがわかった。

同作は、過去に「暗黒街の顔役」(1931/ハワード・ホークス監督)と「スカーフェイス」(83/ブライアン・デ・パルマ監督)として(いずれも原題は「Scarface」)、2度映画化されたギャング映画の傑作だ。

新作は、いわゆるリメイクでも続編でもなく、「アウトサイダー(移民)がその屈折したアメリカンドリームを叶えるべく、暴力と非情な手段をもって裏社会でのし上がっていく」という既存の2作品に共通する要素を踏襲すると言われている。舞台は現代に移されるため、「暗黒街の顔役」ではポール・ムニ扮するイタリア人、「スカーフェイス」ではアル・パチーノ扮するキューバ人だった主人公トニーの設定は変更されそうだ。

詳細は明らかにされていないが、エアーは米Deadlineに対して「2作品を研究して、普遍的なテーマをいくつか見つけた」とコメント。また、「13歳のときに『スカーフェイス』を見て、衝撃を受けた。今回のプロジェクトは夢が叶ったようなものだ」と意気込みを語っている。

なお、監督、キャストは現時点では未定。

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