スカーレット・ヨハンソン、カポーティ原作で映画監督デビュー
2011年11月21日 11:19
[映画.com ニュース] スカーレット・ヨハンソンが、トルーマン・カポーティ原作「真夏の航海(原題:Summer Crossing)」の映画化で、長編映画の初メガホンをとることがわかった。
同作は、1940年代に書かれたカポーティの「幻の処女作」で、50年以上原稿が失われたものとされていたが、カポーティの死後の2005年に出版された長編小説。1945年のニューヨークを舞台に、若きソーシャライト、17歳の少女グレディの一夏の物語が描かれる。
「ディア・ハンター」のバリー・スパイキングスがプロデュースを手がけ、トリステン・スカイラーが脚色にあたる。キャストは未定。ヨハンソンは、過去にオムニバス映画「ニューヨーク、アイラブユー」用に6分の短編「These Vagabond Shoes」を監督したことがあるが、本編には収録されることなく終わっている。