O・イオセリアーニ監督、待望の新作予告編が公開
2011年11月15日 15:07

[映画.com ニュース] 「月曜日に乾杯!」「ここに幸あり」などで知られる、グルジア出身の名匠オタール・イオセリアーニ監督の新作「汽車はふたたび故郷へ」の予告編を、映画.comが入手した。
舞台はソ連の一共和国だった時代のグルジア。幸福な少年時代を過ごし、若き映画監督となったニコは、当局からの検閲や思想統制に嫌気がさし、自由を求めてフランスへ旅立つ。しかしフランスでは、商業的な作品を求めるプロデューサーたちと対立。自分の主義を曲げずに、自由に映画作りができない困難をまたしても経験する……。ニコを演じるのは、「月曜日に乾杯!」にも出演したイオセリアーニ監督の孫のダト・タリエラシュビリ。仏映画界の名優ビュル・オジェ、ピエール・エテックスが共演する。
「これは、僕と僕の同僚たちの物語。つらい経験を送りながらも、口笛を吹いてそこから抜け出てきた人たちの物語」と語るように、1979年に祖国グルジアを離れ、フランスに活動の拠点を移したイオセリアーニ監督の半生を色濃く反映し、詩的かつユーモアあふれる語り口で描いた。
予告編では、美しい自然の中でのびのびと育ったニコの少年時代から始まり、映画監督になったものの、政治的な理由で作品が上映禁止になったり、検閲や盗撮にあったグルジアでの生活から、フランスで映画製作を手掛けるまでの道のりが映し出されている。
「汽車はふたたび故郷へ」は2012年2月18日から岩波ホールほか全国順次公開。
(C)2010 Pierre Grise Productions
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

入国審査
【これめっちゃ面白かった】この2人、空港の入国審査で何時間も尋問される…一体なぜ? 衝撃の結末へ
提供:松竹

またピクサーが大傑作つくったんですか…
【大人がボロボロ泣く感動超大作】両親を失った主人公の再生。そのままの君が好きだよ。
提供:ディズニー

映画界を変える“究極の推し活”がある。
【革命的すぎてヤバい】大好きな俳優と映画を、まさかの方法でとことん応援できる!!
提供:フィリップ証券

ジュラシック・ワールド 復活の大地
【超絶パワーアップ】マジ最高だった!! 究極のスリル、圧倒的な感動、限界突破の興奮!!!
提供:東宝東和

何だこのむちゃくちゃ“刺さる”映画は!?
【尋常でなく期待してる】“命より大事な誰か”のためなら、自分の限界を超えられる。
提供:ディズニー