香取慎吾“怖くて眠れなかった”加藤清史郎に平謝り
2011年10月31日 18:31

[映画.com ニュース] 名作童話「泣いた赤おに」を原案にした3DCGアニメ「friends もののけ島のナキ」の完成報告会見が10月31日、東京・六本木ヒルズの毛利庭園で行われ、“赤おに”を演じた「SMAP」の香取慎吾をはじめ、山寺宏一、YOU、加藤清史郎、メガホンをとった山崎貴監督と八木竜一監督が出席。香取と加藤は「座頭市 THE LAST」で共演しており、「撮影中に香取さんから口裂け女の話を聞かされて、あのときは眠れなかった」(加藤)。当の香取は「何が恐ろしいって、そのことを僕がまったく覚えていない。本当にすみません」と平謝りだった。
海に浮かぶ孤島“もののけ島”を舞台に、嫌われ者の赤鬼・ナキ(香取)が人間の子ども・コタケと友情を育む姿を描く感動ファンタジー。香取は「日本映画もここまで来たかと思う出来。新しい時代の一歩を切り開けたと思う。もののけの友情を通して、人間の絆を感じてもらえれば」と手応え十分。ただ、ビル風が吹き付ける毛利庭園での会見に「いくら斬新な作品でも、この会見は新しすぎる。ここでやる意味あるんでしょうか」と苦笑していた。
香取にとっては山崎監督のデビュー作「ジュブナイル」(2000)以来、11年ぶりの再タッグで「監督はどんどんビッグになって、SMAPの他のメンバーとも仕事をしているのに、どうして僕には話が来ないんだろうって(笑)」。一方の山崎監督は、「最初からこの作品を任せられるのは、香取くんだと決めていた。キャラクターになりきれることが(香取の)力」と太鼓判。また、20年来の友人で共同監督を務めた八木監督について「僕は“立ち上げ監督”で、現場の指揮をとったのは八木監督。以前から八木監督の才能が世に出ることを願っていた」と感慨深げだ。
その八木監督は「現場は大変だったが、目の前で映画が完成していく様子を見るのは楽しい経験だった」と述懐。青おに・グンジョー役の山寺は「もしこの作品に参加していなかったら、これほど悔しいことはないと思える作品」、ネコもののけ・ミッケを演じるYOUは「日本の懐かしい雰囲気もあり、いろんな年代の方に楽しんでもらえる」とそれぞれアピール。ナキの幼少期・コナキを演じる加藤も「友だちって大切だなって感じてもらえれば、うれしいです」と話した。
「friends もののけ島のナキ」は、12月17日から全国で公開。
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