故S・ジョブズ氏伝記映画に「ソーシャル・ネットワーク」脚本家?
2011年10月26日 17:59
[映画.com ニュース] 米ソニー・ピクチャーズが権利を獲得した故スティーブ・ジョブズ氏公認の評伝「スティーブ・ジョブズ」の映画化企画に、「ソーシャル・ネットワーク」でアカデミー賞脚色賞を受賞したアーロン・ソーキンが参加する可能性が出てきた。
米ロサンゼルス・タイムズ紙によれば、ソーキンはソニーから同プロジェクトの脚本を打診され、現在検討中だという。周知の通り、ソニーとソーキンは、ジョブズ氏と同じくIT業界の大物であるFacebookのマーク・ザッカーバーグの半生を描いた「ソーシャル・ネットワーク」(デビッド・フィンチャー監督)でもタッグを組み、大成功をおさめている。
10月24日に全世界で同時発売された原作「スティーブ・ジョブズ」の著者ウォルター・アイザクソンは、TIME誌編集長を経て、CNNのCEOを務めたジャーナリスト。取材嫌いのジョブズ氏を40回以上にわたりインタビューしたほか、家族、親戚、友人、同業者など約100人への取材を敢行した。なお、マーク・ゴードン(「ミッション:8ミニッツ」「プライベート・ライアン」)が映画版のプロデュースにあたる。
大ヒットテレビシリーズ「ザ・ホワイトハウス」のクリエイター、脚本家としても知られるソーキンは、やはり実在の人物を取り上げたブラッド・ピット主演作「マネーボール」(11月11日公開)でもソニーとタッグ。また、ジョブズ氏とも生前親交があったことを明かしている。