岡田将生、将来的な海外進出に意欲満々
2011年8月30日 20:32

[映画.com ニュース] 第35回モントリオール世界映画祭ワールド・コンペティション部門で、イノベーションアワードを受賞した「アントキノイノチ」の瀬々敬久監督が8月30日、カナダから帰国し、主演の岡田将生、榮倉奈々とともに東京・築地の松竹本社で会見した。
同映画祭のワールド・コンペティション部門は、20作品が選出。今作は、出品作品のなかで最も強いインパクトを与え、革新的で質の高い1本に与えられる。2004年には、東陽一監督の「風音」が受賞している。 成田空港から到着したばかりの瀬々監督は、「授賞式の一番最初にイノベーションと言われ『ん? 何だ?』とよくわからずにもらってきました」と笑わせた。さらに、撮影時を振り返り「3月に日本は大変なことがありました。死、生の渦中にいるんだと思って作ったつもり。第3者的に見るのではなく、ど真ん中で生きているんだという気持ちで撮った」という。
映画は、さだまさしの人気小説が原作で、過去の体験で傷を負ったふたりの若者が、遺品整理業という職業を通して“再生”していく姿を描く。岡田は、高校時代のある事件がきっかけで心を閉ざしてしまう永島杏平という難役を演じきった。受賞の一報は自宅で朝食中に入ったそうで、「ちょっとしたら(原田)泰造さんから『やったな!』と連絡があり、やっと実感がわきました」と話した。
トロフィーを目の当たりにし、「すごく重い」(岡田)、「重みを感じる」(榮倉)と感慨深げだ。瀬々監督は、「ヘヴンズストーリー」がベルリン国際映画祭で2冠に輝くなど国際的な知名度は抜群。19日の公式上映に立ち会った主演のふたりは、今後の海外進出について「年をとっていくうえで、海外の作品にも出られたらいいなと思います」(岡田)、「海外の作品というよりも、海外の映画祭には何度でも行きたいなと思いました」(榮倉)と目を輝かせた。
「アントキノイノチ」は、11月19日から全国で公開。
フォトギャラリー
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

フロントライン
【感情、爆発。】日本を代表する超豪華キャスト。命を救う壮絶な現場。極限の人間ドラマ。魂の渾身作。
提供:ワーナー・ブラザース映画

試写会で絶賛続々
「愛しくて涙が止まらない」…笑って泣いて前を向く、最高のエール贈る極上作【1人でも多くの人へ】
提供:KDDI

ネタバレ厳禁映画の“絶品”登場!
【超・超・超・超・異色展開】このカオス、このサプライズの波状攻撃…あまりにも好きすぎた
提供:バンダイナムコフィルムワークス

We Live in Time この時を生きて
【仕事にならないくらい泣いた…】人生の岐路で何度も観返したい、“一生大切にする”珠玉の1本
提供:キノフィルムズ

おばあちゃん版「ミッション インポッシブル」!?
【辛口批評サイト98%超高評価!】アクション映画好きに全力でオススメ!めちゃ良かった!!
提供:パルコ

か「」く「」し「」ご「」と「
【予想を突き抜けた”編集部員No.1”】観たらまさかの超良作!! 純度100%の切なさに感情崩壊
提供:松竹