実父の最期までを追った「エンディングノート」予告編公開
2011年8月15日 15:00

[映画.com ニュース] 「誰も知らない」「奇跡」の是枝裕和監督がプロデュース、がん宣告を受けた父親が病気に向き合い最期の日まで前向きに生きる姿を記録した、砂田麻美監督のドキュメンタリー映画「エンディングノート」の予告編がこのほど公開された。
砂田監督はフリーの監督助手として是枝監督の作品に携わり、本作が初メガホンとなる。高度経済成長期の熱血営業マンとして約40年、会社を支えた砂田の父・知昭さんは、退職後の健康診断でステージ4まで進行した胃がんが発見される。残される家族と、自身の人生を総括するため知昭さんは、死の段取りと自分の思いや願望を書き残すエンディングノートを作成。その姿を、娘である砂田監督が最期の日まで記録し、家族の生死という重いテーマでありながらもユーモアも交え、軽快なタッチで描き出した。
予告編では、知昭さんのサラリーマン時代の姿から、がん宣告を受けた後、入院先での様子、そして知昭さんを見守る家族のきずなが次々と映し出される。知昭さんは、「式場の下見をする」「長男に引き継ぎ」など、自ら作成したto doリストを遂行しながら、「自分の人生をデッサンしておかないと家族が困る……」と語る。主題歌「天国さん」と劇中音楽全編をハナレグミが担当した。
「エンディングノート」は10月1日から新宿ピカデリーほかで公開。
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