クローネンバーグ監督、ジョナサン・レセムのSF小説を映画化
2011年8月8日 11:36

[映画.com ニュース] デビッド・クローネンバーグ監督が、「マザーレス・ブルックリン」で知られる米ニューヨーク出身の作家ジョナサン・レセムの長編小説「As She Climbed Across the Table」を映画化することがわかった。
米Deadlineが報じたもので、「シンドラーのリスト」などの脚本家としても知られるスティーブン・ザイリアンの製作会社Film Ritesがプロデュースを手がけ、ブルース・ワグナーが脚色にあたる。
「As She Climbed Across the Table」は、1997年に発表されたSF恋愛小説。カリフォルニアの架空の大学を舞台に、物理学者の男女と、女が偶然生み出した“ブラックホール”との風変わりな三角関係が描かれる。現時点では映画版のキャストは未定。
クローネンバーグ監督は、これまでにも「デッドゾーン」(スティーブン・キング原作)、「裸のランチ」(ウィリアム・バロウズ原作)、「クラッシュ」(J・G・バラード原作)ほか多くの小説の映画化を手がけている。現在は、米作家ドン・デリーロの同名小説をロバート・パティンソン主演で撮った「コズモポリス(原題)」のポストプロダクションの最中だ。
なお、レセムのハードボイルド探偵小説「マザーレス・ブルックリン」については、エドワード・ノートンが10年以上前に映画化権を獲得。現在も、監督・主演作として映画化実現に向けて取り組んでいるという。
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