ジョージ・オーウェル「動物農場」を「猿の惑星」監督が映画化
2011年7月11日 11:46

[映画.com ニュース] ジョージ・オーウェルの風刺小説「動物農場」を、人気SFシリーズ最新作「猿の惑星:創世記(ジェネシス)」のルパート・ワイアット監督と、同作に出演する英俳優アンディ・サーキスがタッグを組んで映画化することがわかった。
「動物農場」は、人間の農場主に対する革命を起こした動物たちを主人公に、ロシアのスターリン主義と共産主義を批判した風刺小説。人間に代わって農場を支配し、やがて独裁者と化していく豚のナポレオンが、スターリンをモデルにしているとされる。
1954年にもジョン・ハラスとジョイ・バチュラーによってアニメ映画化されているが、今回、ワイヤット監督とサーキスが目指すのは、俳優の演技をデジタル化して取り込むパフォーマンス・キャプチャーを駆使した映画化。
ピーター・ジャクソン監督作「キング・コング」「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズを始め、「猿の惑星:創世記(ジェネシス)」でも猿のシーザーを演じるサーキスは、“パフォーマンス・キャプチャー俳優”の異名をとるが、今作は自ら運営するモーションキャプチャー・スタジオ「Imaginarium」で製作されるという。
なお、現時点では「動物農場」映画化プロジェクトはごく初期段階にあり、キャストや製作スケジュールなどの詳細は未定。「猿の惑星:創世記(ジェネシス)」は、10月7日から日本公開される。
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