「RAILWAYS」第2弾も主題歌は松任谷由実!
2011年7月1日 14:01
[映画.com ニュース] ミュージシャンの松任谷由実が、三浦友和の主演映画「RAILWAYS 愛を伝えられない大人たちへ」の主題歌(曲名は未定)を担当することが分かった。松任谷は、中井貴一が主演を務めた前作「RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語」(2010)でも、主題歌「ダンスのように抱き寄せたい」を提供している。
「RAILWAYS」シリーズ第2弾の舞台は、富山県の富山地方鉄道。1カ月後に定年を迎える鉄道員の男と、自分の人生を見出そうとする妻を通して、第2の人生に向き合う夫婦の姿を描く。主人公・徹を三浦、妻・佐和子を余貴美子が演じるほか、塚本高史、岩松了、「中川家」の礼二、仁科亜季子、清水ミチコらの出演が決定した。
前作に続き製作総指揮を担当した阿部秀司プロデューサーは、「『RAILWAYS』は今までと概念の違うシリーズ作品。シリーズ映画と聞くと同じ配役や設定を思い浮かべるが、このシリーズの特徴はそれがないということ」と説明。松任谷に主題歌を依頼した経緯について、「『RAILWAYS』というタイトルだけがひとつの記号の作品でした。だが、何かもうひとつ記号を付けたいと思い、表紙と裏表紙のようなイメージで、作品の最後を松任谷さんで締めるというところに行きついた。もしこの先、3作目、4作目と続いても必ず松任谷さんに曲をお願いすると思います」と明かした。
なお、三浦と余の姿とともに、「いちばん近くにいるのに、一番わからないあなた。」というキャッチコピーが刻まれた本ポスターも完成した。
「RAILWAYS 愛を伝えられない大人たちへ」は、11月19日から富山先行公開。12月3日から全国公開。