ポール・グリーングラス監督、ディカプリオとタッグ結成か
2011年4月27日 11:13

[映画.com ニュース] マーティン・ルーサー・キング牧師の伝記映画「メンフィス(原題)」の製作延期に伴い、ポール・グリーングラス監督(「ボーン・アルティメイタム」「ユナイテッド93」)の次作に注目が集まっている。
Deadlineによれば、最有力候補はハードボイルド小説の巨匠ジョン・D・マクドナルドの「The Deep Blue Good-By(邦訳書は「濃紺のさよなら」)の映画化だという。マクドナルドの代表するキャラクター「始末屋トラビス・マッギー」シリーズの1作で、レオナルド・ディカプリオの製作会社アッピアン・ウェイが企画開発を行っており、ディカプリオ主演でシリーズ化が期待されている。
すでにダナ・スティーブンス(「ラブ・オブ・ザ・ゲーム」)とカリオ・セイラム(「スコア」)が脚本を執筆。オリバー・ストーン監督がかつて興味を示したものの、ミステリー作家ドン・ウィンズロウの「サベージズ(原題)」の映画化を優先させたという経緯がある。
ディカプリオは現在、クリント・イーストウッド監督の「J・エドガー(原題)」の撮影中で、その後はバズ・ラーマン監督による「グレート・ギャツビー」が控えている。グリーングラス監督は、「メンフィス」の前に別の作品を手がける予定であり、ディカプリオとスケジュールの調整がつけば、実現の可能性はありそうだ。
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