ラブ・オブ・ザ・ゲーム
劇場公開日:2000年1月29日
解説
ビリー・チャペルは名門デトロイト・タイガースの右腕エース。しかし既に40歳、腕に肩に痛みと衰えを感じていた。今日の試合は、対戦相手のヤンキースには優勝がかかった一戦。だがタイガースには消化試合だ。しかしチャペルはこのゲームを感無量 の思いで迎えていた。その日の朝、5年間愛を育んで来た恋人のジェーンには別 れを、さらにチームのオーナーからはトレードを通告されたばかりだったのだ。
1999年製作/138分/アメリカ
原題:For Love of the Game
配給:UIP
スタッフ・キャスト
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2023年4月11日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
記憶や想い出と共に進む試合の展開は圧巻でした。
プレーシーンのクオリティの高さも好印象です。
感動のラストシーンはグッときました。
凄く良かったです。
2021年10月23日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
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引退勧告と彼女から別れを告げられダブルパンチの主人公。相手は優勝が懸かる試合で俺が先発かよ・・・。
そんなとき彼女はロンドンへ旅立とうとしていた。フライトが遅れカフェで時間潰ししてる時に、横にいたオヤジがヤンキース話を自慢げにしている。
「ちょっと黙っててくれる?」「何だよ今はタバコだけじゃなく、おしゃべりもダメかよ」--- 同感しました。一見、礼儀正しいというかマナーがある世の中ですが、昔は細かいこと気にしながら野球観る人がどれ程いたでしょうか?それぞれが自由に楽しみながら観るのが当たり前だった。マナーの良さが窮屈さを生む皮肉なセリフに思えた。
野球とデートシーンを交互に回想する演出で進めていくのですが、本格的に付き合ってから「娘が家出しちゃって」と助けを求めるのは如何なものでしょうか?「えっ娘がいるの?」by ケビン・コスナー それでも助けに行く。。。「どうして黙ってたんだ?」「わかんない。守りたかったのかな、子供がいるのをわかると二度と来ない人も居て・・・あの子、自分を責めるから」
まぁ16で妊娠し逃げた男がいけないわけですし、「ラブ・オブ・ザ・ゲーム」というタイトルですから大人の恋愛ってことで。
この映画は男女で観方が違ってくるでしょう。「わかるわかる」「そりゃないよ」とか・・いずれにせよ日曜大工か何かしてる時にケガしたのが、選手生命も付き合いも大きく変わってしまうわけで、充実した期間って長く続かないもんなのかなと思った。
ケビン・コスナーの野球愛がぎっしり詰まった作品だとは思う。が、さすがに・・・
・ヤンキースの優勝が懸かった試合
・ビジター
・トレード要因だったり引退勧告だったり
・ケガをしている
・彼女と別れてた時だった
これで完全試合はちょっと・・・。
それでも私も野球好きなので興奮はしました(苦笑)
火事場の馬鹿力・男の意地。人間の可能性は凄いんだとポジティブ感のある映画ではある。
また喧嘩になったら彼女大丈夫かな...そんなふうに思ってしまった。
2021年8月1日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
ヤンキース対タイガース。タイガースにとっては消化試合でヤンキースにとっては地区優勝がかかる試合に先発登板のチャペル。サム・ライミ作品の主要人物JK・シモンズの鼻息が荒い。恋人ジェーンとの想い出がよぎり、出会い、娘の存在、手の負傷、最初の引退の危機、等々様々な葛藤を感じながら、淡々と投げ続ける・・・
7回辺りでノーヒットだということに気づくというのは、完全試合、ノーヒットノーランに共通するんですね。どうしても、巨人の槙原の完全試合を思い出してしまいます。
引退か現役かという去就問題と手の痛み。冷静ではいられなくなる雰囲気は良く表現していたように思う。内容を知らないでこの映画を観ると、つい驚いてしまうし、中年にさしかかった者にとっては勇気を与えてくれる。映画そのものより、自分の人生を思い直してみたら、感傷に浸れること間違いなし!ラブの意味は「愛」と「ゼロ」をかけているんでしょうね。
2020年11月23日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
引退を覚悟し最終登板に向かう主人公。その主人公と恋人の出会い、別れ、再生を描く物語。
ケヴィン・コスナー主演のラブロマンスです。流石にケヴィン・コスナー・・・格好良いですね。
引退を覚悟しての登板シーンをメインストーリーに、恋人とのロマンスをインサートしてラストに繋げる手法は、お洒落で感心しました。
ただ、映画としては低い評価です。
理由は二つ。
一つ目は・・・長い。ラブロマンスに138分を費やされても、集中力が持ちません。シーンの切りようは幾らでもあったでしょうに。
二つ目は、野球シーンがしょぼ過ぎます。例えば、「メジャーリーグ」に出ているチャーリーシーンなら、野球シーンでも迫力を感じます。
でも、ケヴィン・コスナーのピッチングフォームを見てしまうと、「親子でキャッチボールしているの?」と突っ込みを入れたくなります。
そんなシーンを長々と映されるのですから、視線はスマフォに移っていきます。
大好きな俳優だったので、この内容は寂しさを禁じ得ませんでした。