B・シンガー監督「スーパーマン・リターンズ」失敗理由を分析
2011年4月19日 17:41
[映画.com ニュース] クリストファー・ノーラン(プロデュース)&ザック・スナイダー(監督)による「スーパーマン:マン・オブ・スティール(原題)」の準備が着々と進むなか、「スーパーマン・リターンズ」を手がけたブライアン・シンガー監督が 前作の失敗理由を分析した。
映画版第4弾となる「スーパーマン・リターンズ」は、クリストファー・リーブに代わりブランドン・ラウスを新スーパーマンに起用し、新シリーズ第1弾として製作された。しかし、世界興行収入が期待外れの3億9100万ドルに留まったため、続編製作は中止。その後、ノーランとスナイダーによる再リブートとなった経緯がある。
今夏全米公開される「X-MEN:ファースト・ジェネレーション」のプロデューサーを務めるシンガー監督は、VoicesFromKrypton.comの取材に「『スーパーマン・リターンズ』は少しノスタルジックかつロマンティックで、みんなが期待していた映画ではなかった。とくに、サマーシーズンにおいてはね」と失敗について説明した。
シンガー監督は、大好きなリチャード・ドナー作品を目指したのが間違いだったと認める。ただし、作品の出来には満足しているそうで「過去の作品を見直してみて、『げっ、詰めが甘いな』とか、『もっとマシになるのに』と思うときもある。でも、この映画に関してはあまりない。もし直せるなら、第
一幕のテンポをもう少し早めることくらいだね」