「マジック・ツリーハウス」日本版イラスト奏功し世界初映画化
2011年3月9日 17:46
[映画.com ニュース] 全世界で9200万部の大ベストセラーを記録している、メアリー・ポープ・オズボーン原作の児童書「マジック・ツリーハウス」が、世界で初めてアニメ映画化されることが決定した。
世界各国から映画化のオファーが殺到していた同作。オズボーンが、甘子彩菜がデザインした日本オリジナルイラストを気に入り、初めての映画化が承諾されたという。映画化に際し、「コードギアス」「ブレイブ・ストーリー」で知られる大河内一楼が脚本を担当、「AKIRA」「ピアノの森」を手がけた水谷利春が美術監督を務めるなど、日本アニメ界を代表するそうそうたる顔ぶれが結集した。
本の虫で慎重派の兄ジャックと、空想好きで行動派の妹アニーの兄妹が、“魔法のツリーハウス”に乗り、時空を超えた世界を旅する冒険物語。アメリカでは、原作が子どもたちのクチコミで広がったのをきっかけに保護者の間でも評価され、日本でも2002年の発売と同時に、図書館での貸し出しが困難なほど人気を呼んでいる。
「マジック・ツリーハウス」は、2012年1月7日から全国で公開。