J・フランコとN・キッドマンがブロードウェイ劇で共演
2011年2月4日 11:14

[映画.com ニュース] ジェームズ・フランコが、今秋にブロードウェイで上演される、テネシー・ウィリアムズの戯曲「青春の甘き小鳥(Sweet Bird of Youth)」の主演を務める意向があることを正式に表明した。ニコール・キッドマンとの共演になる。
米Deadlineによれば、ふたりの出演交渉は進行中だが、ともに出演する意思は固めているという。野心的な青年チャンス(フランコ)が、落ち目の女優アレクサンドラ(キッドマン)を利用して、初恋の相手を取り戻そうとする愛憎劇。1962年には、ポール・ニューマンの主演で映画化されている(邦題は「渇いた太陽」)。今回のブロードウェイ版は、オフ・ブロードウェイ劇「わが町」で知られるデビッド・クロマーが演出を務め、オスカー常連の大物プロデューサー、スコット・ルーディン(「ソーシャル・ネットワーク」「トゥルー・グリット」)が製作を手がける。
フランコは「127時間」で、キッドマンは「ラビット・ホール(原題)」で、それぞれ第83回アカデミー賞の主演男優賞、主演女優賞にノミネートされている。フランコはアン・ハサウェイとのコンビで、2月27日にハリウッドのコダック・シアターで開催される同賞授賞式の司会も務める。
キッドマンは、かつてルーディンがプロデューサーを務めた「めぐりあう時間たち」(2002)で同賞主演女優賞に輝いている。
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