「告白」アカデミー賞外国語映画賞ノミネート落選
2011年1月25日 22:42

[映画.com ニュース] 米アカデミー賞を主催する映画芸術科学アカデミーは1月25日(現地時間)、第83回アカデミー賞のノミネートを発表。松たか子主演、中島哲也監督の「告白」は、外国語映画賞部門にノミネートされなかった。
「告白」は昨年6月5日に公開され、興行収入38億5000万円の大ヒットを記録した。09年本屋大賞を受賞し286万5000部を発行した湊かなえのベストセラー小説が原作。ひとり娘を事故で亡くした中学校教師の森口が、「娘はこのクラスの生徒に殺された」と告白をしたことから、事件にかかわった人物たちの心のやみが次々と明るみになっていく様子を描いた衝撃作だ。
外国語映画賞は、米ロサンゼルスを拠点にする数100人のアカデミー会員で構成されるフェーズ委員会が、有資格作品66本を視聴。優秀作品を6本選定し、さらにアカデミーの外国語映画賞実行委員会が3本を追加し、計9作品が1次審査を通過していた。その後、ニューヨークとロサンゼルスで行われる2次審査を経たこの日、ノミネート作品が5本にしぼられた。
第83回アカデミー賞授賞式は、2月27日にロサンゼルスのコダック・シアターで開催される。
関連ニュース





