リドリー・スコット監督「エイリアン5」にH・R・ギーガーが正式参加
2010年12月24日 11:27
[映画.com ニュース] リドリー・スコット監督が1979年の第1作以来のメガホンをとるシリーズ最新3D映画「エイリアン5(仮題)」に、エイリアンのデザインを手がけたスイス人アーティスト、H・R・ギーガーが再び参加することになった。
かねて、ギーガーがエイリアンを新たにデザイン、または手を入れるのではないかという噂があったが、このほどギーガー夫人のカルメン・シャイフェレさんがスイスのテレビ番組のインタビューに「だいぶ前にロンドンで企画の打ち合わせをしたきり、何の連絡もなかったが、2日前にゴーサインが出た」と話したという。
「エイリアン」(79)の前章となる同作の舞台は、シガニー・ウィーバー扮するエレン・リプリーら宇宙船ノストロモ号の乗組員の搭乗の約30年前にあたる2085年。化石化した異星人の死骸=スペース・ジョッキーの正体を解明する内容になると言われているが、スペース・ジョッキーのデザインもやはりギーガーが手がけている。なお、ギーガーは「エイリアン」でアカデミー賞視覚効果賞を受賞した。
「エイリアン5」に関してはさまざまな噂が飛び交っており、新ヒロイン役の候補としてナタリー・ポートマン、ノオミ・ラパス、ジェマ・アータートン、ミシェル・ヨー、エリザベス・モスらの名が挙がっている。また、英ガーディアン紙によれば、スコット監督がレオナルド・ディカプリオとマイケル・ファスベンダーの今後のスケジュールを問い合わせていたという話もある。
「エイリアン」
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