「ソーシャル・ネットワーク」がNY映画批評家協会賞も制す
2010年12月14日 15:24

[映画.com ニュース] 76年の歴史を持つニューヨーク映画批評家協会賞(NYFCC)が12月13日(現地時間)に発表され、デビッド・フィンチャー監督がSNS「Facebook」創始者マーク・ザッカーバーグの半生を描いた「ソーシャル・ネットワーク」が、作品賞と監督賞を獲得。米ナショナル・ボード・オブ・レビュー賞、ロサンゼルス映画批評家協会賞(LAFCA)も制した同作が、オスカーレースを占ううえで重要とされる一連の批評家賞で作品賞を総なめにしている。
主演男優賞は、イギリス王ジョージ6世がきつ音障害を克服する様子を描いた「英国王のスピーチ」のコリン・ファースが、主演女優賞は、レズビアンの母親ふたりの家庭にまつわる「キッズ・オールライト」のアネット・ベニングが受賞した。
NYFCCでは「キッズ・オールライト」の評価が高く、同作は助演男優賞(マーク・ラファロ)、脚本賞(リサ・チョロデンコ、スチュアート・ブルムバーグ)を含む最多3冠に輝いている。助演女優賞は、ボクシング映画「ザ・ファイター(原題)」のメリッサ・レオが受賞した。
ニューヨーク映画批評家協会賞の主な受賞結果は以下の通り。
▽監督賞 デビッド・フィンチャー(「ソーシャル・ネットワーク」)
▽主演男優賞 コリン・ファース(「英国王のスピーチ」)
▽主演女優賞 アネット・ベニング(「キッズ・オールライト」)
▽助演男優賞 マーク・ラファロ(「キッズ・オールライト」)
▽助演女優賞 メリッサ・レオ(「「ザ・ファイター(原題)」)
▽脚本賞 リサ・チョロデンコ、スチュアート・ブルムバーグ(「キッズ・オールライト」)
▽アニメーション作品賞 「イリュージョニスト」(シルバン・ショメ監督)
▽ドキュメンタリー作品賞 「インサイド・ジョブ(原題)」(チャールズ・ファーガソン監督)
▽外国語映画賞 「Carlos(コードネーム:カルロス 戦慄のテロリスト)」(オリビエ・アサイヤス監督)
▽撮影賞 マシュー・リバティーク(「ブラック・スワン」)
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