O・ストーン監督、4年ぶり来日 日本経済の現況は予想外!?
2010年11月29日 18:48

[映画.com ニュース] 「プラトーン」「JFK」などの社会派作品で知られるオリバー・ストーン監督が11月29日、23年ぶりにマイケル・ダグラスと再タッグを組んだ「ウォール街」の続編「ウォール・ストリート」のプロモーションで来日し、都内で会見した。
同作は、前作で逮捕されたウォール街のカリスマ投資家ゴードン・ゲッコー(ダグラス)が出所し、娘ウィニー(キャリー・マリガン)の恋人で若き金融マンのジェイコブ(シャイア・ラブーフ)と手を組み、非情なマネー・ゲームを繰り広げる姿を描く。
「ワールド・トレード・センター」以来4年ぶりの来日となったストーン監督は、「着いてから24時間ホテルにこもっているけど、ここはとても美しい場所だと思う。日本の経済も想像していたより豊かだし、持ちこたえている」と語った。そして、「前作では若者のモラルや生き方を問いつめたけど、今回は年老いたゲッコーがどう人生をやり直すかに焦点が当てられている。刑務所から出てきたゲッコーが人間としてどう変わったのか、観客の目で確かめてほしい」とアピールした。
また、ラブーフとマリガンという今が旬の若手実力派との仕事を「とても楽しかった。この映画ではダグラス、ジョシュ・ブローリン、シャイアたちという3代にわたる世代を描いている。前作の時代に比べ、今の時代はハングリーかつ理想主義な若者が多いように思う」と分析。さらに、「現在を見据える作品をつくることはとてもリスクが高いけど、だからこそやりがいがあった。ウォール・ストリートはおそらく永遠に存在し続ける。そしてその未来は、プレイヤー個人のモラルにかかっている」と話した。
「ウォール・ストリート」は、2月4日から全国で公開。
PR
©2025 Disney and its related entities
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
ナイトフラワー
【衝撃の感動作】昼、母親。夜、ドラッグの売人――大切な人のためならどこまでも頑張れる。
提供:松竹
面白すぎてヤバい映画
【目が覚める超衝撃】世界中の観客が熱狂・発狂し、配給会社が争奪戦を繰り広げた“刺激作”
提供:松竹
この冬、絶対に観る映画はありますか?
【私はこれを絶対に観ますね!!】心の底から推す理由が、たんまりあります!
提供:ディズニー
人生にぶっ刺さる一本
すべての瞬間が魂に突き刺さり、打ち震えるほどの体験が待っている。
提供:ディズニー
日本で実際に起きた“衝撃事件”を映画化
【前代未聞の事件】そして鑑賞後、あなたは“幸せ”の本当の意味を知る――
提供:KDDI
なんだこの天才的な映画は!?
【物語がめちゃくちゃ面白そう――】非常識なまでの“興奮と感動”を堪能あれ
提供:ディズニー