リンジー・ローハン、主演予定だったポルノ女優伝記映画をクビに
2010年11月22日 11:30
[映画.com ニュース] リンジー・ローハンが、主演する予定だった伝説のポルノ女優リンダ・ラブレースの伝記映画「インフェルノ(Inferno)」から降板したことが明らかになった。代役には、「ウォッチメン」のマリン・アッカーマンが決定した。
同作のマシュー・ワイルダー監督は、米E!に対して「リンジーへのオファーを撤回することにしました」と発言。ローハンは事実上クビにされた格好だ。ワイルダー監督はこれまで、刑務所やリハビリ施設への入退所を繰り返すローハンを一貫してサポートし、辛抱強く復帰を待ち続けていたが、保険その他の諸問題がクリアにできないため、ローハンの起用を断念したという。
「インフェルノ」は、ハードコアポルノ「ディープ・スロート」(1972)に主演して一躍有名になったラブレースの伝記映画。ラブレースはのちに反ポルノを主張するフェミニズム活動家に転身し、02年に交通事故のため53歳の若さで死去した。
なおローハンは、米カリフォルニア州ランチョミラージュにある薬物依存リハビリ施設「ベティ・フォード・センター」に来年1月まで滞在することになっている。