桜庭ななみ「最後の忠臣蔵」で難儀したのは足のしびれ
2010年11月22日 21:55
池宮彰一郎の人気小説が原作で、赤穂浪士の吉良邸討ち入り事件後の世を舞台に、主君・大石内蔵助の密命を受けて生き残った2人の男の16年後の生きざまを軸に描く。役所と佐藤浩市は、「THE 有頂天ホテル」(2006)で共演しているが直接の絡みはなかったため、実質的には初共演となる。
内蔵助の隠し子・可音を演じた桜庭は、「時代劇ということで、お着物での演技や所作も初めてで大変だったのですが、一番大変だったのは(長時間正座をしての)足のしびれでした」と告白。さらに、「毎日1~2時間、座ったまま撮影していたので、『こんなに足ってしびれるんだ』と思うくらい大変でした」と振り返っていた。
一方の伊武は、時代劇の良さについて「正座がなければ……。というのはウソですが」と桜庭に便乗して笑いを誘った。それでも、「侍の心というのはいいですね。居住まいがキリッとしていて、男として武士を演じるときは身が引き締まる思いです」と語り、喝さいを浴びていた。
「最後の忠臣蔵」は、12月18日から全国で公開。