「ハリポタ」最新作が封切り シリーズ累計1000億円目指す
2010年11月19日 19:20
[映画.com ニュース] 人気ファンタジー映画シリーズの完結編前編となる「ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1」が11月19日、全国880スクリーンで封切られ、来日中のルパート・グリント、ボニー・ライト、イバナ・リンチが東京・有楽町の丸の内ピカデリーで舞台挨拶に立った。
同作は、宿敵ヴォルデモート打倒のカギとなる“分霊箱”を探す旅に出たハリー、ロン、ハーマイオニーらが、困難を極める道中で仲間割れしてしまい、魔法界は死喰い人たちにより史上最大の危機を迎える。
ハリーの親友ロンを演じるグリントは、6年5カ月ぶり2度目の来日で「日本に戻って来られて、とてもワクワクしているよ。みんなに会えてうれしい」と満面の笑み。最終章を迎える同作を、「あまりに雰囲気が違うから、『これって本当にハリー・ポッター?』って思うかもね。今までで最高の作品になったんじゃないかな」とアピールした。さらに、「僕も危険な冒険を通して、怒りや嫉妬(しっと)をぶちまけるんだ。今までにない演技ができたから見てほしいね」と胸を張った。
また、シリーズ完結を前にグリントは「撮影の最終日は奇妙な感覚だった。悲しさと同時に『もう終わりだなんて』という信じられない気持ちを感じたよ」と感慨深げ。ロンの妹で、ハリーの恋人ジニー役のライトは「昔を振り返ると、私も若かったなって(笑)。このシリーズに出演したことそのものが、素晴らしい旅だった」。リンチは第5章「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」から出演し、「もともと原作の大ファン。終わるのは悲しいけど、私たちが築いた友情は永遠のものになると思う」とシリーズ完結に思いをはせた。
配給のワーナー・ブラザース関係者は、「前作を超えるオープニングを狙っている」と宣言。前作「ハリー・ポッターと謎のプリンス」(2009年7月15日公開)は興行収入80億円を記録。日本でのシリーズ累計興行収入795億円で、来年7月15日に公開される「ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2」までの全8作で興収1000億円も視野に入るという。3人は大阪、名古屋でも舞台挨拶に登壇し、プロモーションを敢行する。
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