キムタク主演アニメ「REDLINE」の全米公開が決定
2010年10月6日 20:03

[映画.com ニュース] 木村拓哉、蒼井優、浅野忠信が声優を務めるアニメ映画「REDLINE」の全米公開が決定した。10月6日、東京・新宿バルト9で行われた完成披露試写会で発表されたもの。日本公開に合わせ、10月8日(現地)に米サンフランシスコのBIZシアターでプレミア上映され、年明けに字幕版が全米拡大公開される予定。現時点で公開規模は未定だという。
木村をはじめ、メガホンをとった小池健監督、原作・脚本を担当した石井克人が舞台挨拶に登壇。木村本人も「今、ここで聞いたので『えっ?』って感じですが、うれしい限りです」と突然の発表に喜んでいた。
「パプリカ」「サマーウォーズ」などで知られるマッドハウス製作の新作。5年ごとに開催される宇宙最速レース「REDLINE」にすべてを捧げるレーサーたちを描くSFアクションで、木村は見た目とは裏腹に純情な主人公JP役を演じた。また、蒼井はJPがあこがれる女性レーサーのソノシー役、浅野はJPとコンビを組むメカニックのフリスビー役でそれぞれ声優出演を果たしている。
木村は、石井からの声優オファー時に見たというフッテージ映像に「ポップアートが一瞬たりとも止まらず、ずっと動き続けている感覚。強烈でした」と述懐。手書きによる「誤差」と「ゆがみ」の表現にこだわり、製作期間7年、作画枚数10万枚が費やされた完成品に「自分は声だけなので大きなことは言えないが、スタッフの皆さんの執着心を感じるし、これを(CGを使わず)人間の手でつくっちゃったんだと思いながら見たら、口あんぐり状態になるはず。7年と言ったら、中学入ってふつうに高校卒業している。無条件に尊敬しますね」と小池監督らスタッフの労をねぎらった。
小池監督は「本当にキマっていて、しびれましたね。JPの男っぽさや不良っぽさ、そして優しさが表現されたと思う」と木村を絶賛。また、石井はもともと木村を想定し、JPのキャラクター造形を進めたと明かし、木村をニンマリさせた。
「REDLINE」は10月9日から全国で公開。
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