野村萬斎主演「のぼうの城」TVスポットを独占入手
2010年10月6日 12:00
同作は、第29回城戸賞を受賞した脚本「忍ぶの城」を、映画化を前提に小説として執筆した和田竜の文壇デビュー作。時代小説としては異例の累計発行部数70万部を突破したベストセラーを、「ゼロの焦点」の犬童一心監督と「ローレライ」の樋口真嗣監督が共同でメガホンをとる。
映画は、武蔵国忍城(現在の埼玉県行田市)を舞台に、「のぼう様(でくのぼうの意)」と呼ばれ領民からも慕われた城代・成田長親が、天下統一を目指す豊臣秀吉方2万人の大軍を指揮した石田三成の水攻めに屈せず、わずか500人の兵で抗戦した姿をダイナミックに描く。
本編映像は、2万人を擁する豊臣軍が忍城に攻め入る場面から始まる。15秒と短いながらも、のぼう様を総大将にした急造の“でくのぼう軍”500騎が、必死の形相で攻防する姿に焦点を当てている。主要キャストの野村や佐藤浩市、榮倉奈々らの姿はいまだ伏せられたままだが、緊張感漂う映像に期待は高まる一方だ。
「のぼうの城」は、2011年に全国で公開。