「相棒II」に小西真奈美、小澤征悦らゲスト出演
2010年8月9日 14:54

[映画.com ニュース] 水谷豊の主演最新作「相棒 劇場版II」の製作会見が8月9日、東京・練馬区の東映東京撮影所で行われ、水谷をはじめ及川光博、六角精児らと、ゲスト出演の小西真奈美、小澤征悦、國村隼、宇津井健、和泉聖治監督らが出席した。
前作「相棒 劇場版 絶体絶命!42.195km 東京ビッグシティマラソン」は観客動員370万人、興行収入44億4000万円を記録する大ヒットした。今回は、警視庁本部内で幹部12人を人質にとった籠城事件が発生。水谷演じる杉下右京らの活躍で解決へと導くが、警察庁幹部の不穏な動きによって過去の重大事件に関する事実が徐々に明らかになってくる。
テレビシリーズのスタートから10年を経て、杉下を演じ続けてきた水谷は「ひとつめの劇場版のDVDを部屋に置いてみたら『寂しい』って言った気がしたんですよ。そうしたら、2つ並べてあげなければと思ったんです」と劇場版パート2を切望した理由を笑いながら吐露。ドラマのパート8から寺脇康文に代わり“新”相棒となった及川は、「スケール感や演出はもちろん、監督やスタッフの創意工夫を感じながら挑ませていただいています」と大先輩をサポートした。
及川と小澤は、ゲスト出演の小西について「いい匂いがした」とデレデレ。元公安部でテロリストと戦ってきたという役どころで、「りりしい雰囲気をどこかしら感じてもらえるたら。銃を扱うシーンもあるので、家で練習したりしていました」と語った。警察庁長官役の宇津井は、4月に水谷と35年ぶりに共演したといい、「これまで犯人役をやったことがなかったから思いを打ち明けた。そうしたら相棒からオファーがあったのですが……。この役を一生懸命やれば、次は犯人役が来るだろうと思う」と明かし、水谷を苦笑いさせていた。それでも、水谷は「『相棒』は見る人を裏切りません」と真しな眼差(まなざ)しでアピールした。
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