活動休止中・東方神起のユンホ、J・キャメロンも認めた“俳優”の未来
2010年7月2日 15:13

[映画.com ニュース] 活動休止中の人気グループ「東方神起」のリーダー、ユンホ(ユノ)が、ドラマ初主演を果たした「No Limit 地面にヘディング」。同作で本格的に演技初挑戦となったユンホに話を聞いた。
才能豊かだが結果に恵まれないサッカー選手のチャ・ボングン(ユンホ)が、さまざまな困難を乗り越え成長していく姿を描く青春ドラマ。ユンホは、何事にもあきらめずに突き進むボングンを演じたことで「成長した部分が確かにあると思う」と手ごたえを感じている。「つらいときもボングンならどうするかと自問して、前向きな気持ちで一生懸命頑張れるようになった。何があってもあきらめずにやりたいと、周囲を前向きに見られるようになった。ボングンは本当に人生のいい先輩で師匠。今も僕の中のどこかに、ボングンが生きているんだ」
ユンホは同作に続き、韓国の大ヒット漫画が原作で、ドラマ化されて話題にもなった「宮(クン)」ミュージカル版に主演し、9月から韓国で上演される。「ミュージカルとドラマの演技は違うので、今回の経験を生かせられるところは生かしつつ、挑戦していきたい。ドラマはカメラに向かってお芝居をして、小さな表情でも感動させられるけど、ミュージカルはもっと大きく、はっきりとやらなきゃいけない。それに演じるキャラクターがボングンとは対照的だし、新しい経験として楽しく練習している。どんなことでも、頑張ればいい結果になるんじゃないかなと思ってる」と次なる挑戦に目を輝かせる。

晴れて俳優デビューを飾ったユンホだが、プライベートでも忙しい合間をぬって月に3本は映画を見るという。最近では「特攻野郎Aチーム THE MOVIE」「アリス・イン・ワンダーランド」「シャーロック・ホームズ」などを鑑賞。「アバター」は2D版と3D版を合わせて2回見たというほどだ。そして、「アバター」のジェームズ・キャメロン監督とは既にコネクションもある。今年5月、韓国の芸能事務所SMエンタテインメントとキャメロン監督、サムスン電子が3Dコンテンツ製作で提携を発表した会見に、ユンホも同席。キャメロン監督には「いい目をしているな。いつか機会があれば一緒に仕事をしよう」と言われたという。ユンホは、「『ターミネーター』『タイタニック』『アバター』……10年ごとに常に時代を開拓してる。すごい方だと思う」と、未来を切り開いていくキャメロン監督の姿にあこがれる。映画出演についても、「いつか出てみたい。今はまだだけど、準備ができたらすぐにでも。いいキャラクターをもって新しいユノを皆さんに見せたい」と意欲的だ。
アジアを超え世界で人気を誇るアーティストとして、そして俳優として、未来を見据えて前進を続けるユンホの今後の活躍に期待したい。
「No Limit 地面にヘディング」DVDボックスは発売中。オリジナルサウンドトラックが8月25日発売。

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