織田裕二、「踊る」完成披露でファン4000人に「ただいま!」
2010年6月29日 20:01
[映画.com ニュース] 織田裕二主演の大人気シリーズ「踊る大捜査線 THE MOVIE 3 ヤツらを解放せよ!」の完成披露試写会が6月29日、東京・有楽町の東京国際フォーラムで行われた。
上映前に行われた舞台挨拶には、織田をはじめ柳葉敏郎、深津絵里、ユースケ・サンタマリアといった主要キャストから、新メンバーの伊藤淳史、小栗旬、“復帰”組の内田有紀、そして“スリーアミーゴス”の北村総一朗、小野武彦、斉藤暁ら脇を固める陣容まで15人がずらり勢ぞろい。織田と柳葉は巨大レッドカーペットで相対すると固く握手を交わし、場内を埋め尽くした約4000人のファンは、地鳴りのような手拍子で出迎えた。
2003年に公開された前作「踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!」は、実写邦画史上最高となる観客動員1260万人、興行収入173.5億円を記録。織田にとって、青島俊作警部補として公の場に姿を現すのは7年ぶりになるだけに「こんばんは。そして、ただいま」と感無量の面持ちだ。そして、「ワールドカップの試合があるっていうのに来ていただいて、本当にありがとう」とファンに手を振った。
エリート官僚・室井慎次に扮した柳葉は、主演作「容疑者 室井慎次」で警視正でありながら広島県警本部刑事部への降格人事を味わった。今回は、警察庁長官官房審議官に昇進してのカムバックに「きょう皆さんに会えることの喜びを……。今回、室井は出来る限り耐えました。出来る限り抵抗しました。そして青島に……、あとは見てのお楽しみです」とあおってみせた。
新メンバーの2人も、その歓迎ぶりに満面の笑みを浮かべた。「僕自身も大ファンだった作品。まさか出られるなんて思っていなかったので、何度も劇場に足を運びたい」(伊藤)、「お邪魔しますという気持ち。こんなに愛されている作品に参加させていただいて幸せ」(小栗)と話し、深々と頭を下げていた。
「踊る大捜査線 THE MOVIE 3 ヤツらを解放せよ!」は、7月3日から全国で公開。
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