鳩山来留夫、新党立ち上げで「並の芸人を目指す」
2010年6月28日 19:27

[映画.com ニュース] タレントの鳩山来留夫が6月28日、都内で行われた映画「恐怖」のイベント試写会に出席。新党“KYOFU党”立ち上げを発表し、「鳩山首相が退陣し、仕事が激減した。これからは笑いが取れる並の芸人を目指す」とマニフェストをぶちまけた。
「リング」「呪怨」などで知られるプロデューサー・一瀬隆重が手がけるホラー。脳移植をモチーフに、死への誘惑にとりつかれた美しい姉妹の恐怖を描く。「リング」の脚本を務めた高橋洋がメガホンをとり、藤井美菜、中村ゆりが主演を務める。
来留夫は、「国民の皆さんが聞く耳をもたなくなったなか、集まっていただき、ありがとうございます。ここまでの電車賃はお母さんにいただきました」と挨拶。鳩山由紀夫前首相の退陣後は、テレビ出演や営業の仕事も激減しているといい「本当の恐怖はこれから。最近は家でゲームばかりしていて、近所の人たちも怪しんでいる。何より嫁に怒られるのが恐怖」と危機感を募らせた。
鳩山首相本人に対しては、「もうちょっとうまくできなかったかなと思う。4年プランでゆっくり芸人をやっていくつもりが、まさか8カ月で終わるとは」と恨み節。近ごろは、外を歩いていても「うそつき」「ルーピー」呼ばわりされる日々だといい、「この前なんて、酔っ払いに土下座させられた」と笑えないエピソードを披露した。今後は“脱鳩山”で、笑いが取れる並の芸人を目指すと息巻いたが「毎日、バラエティ番組を見て努力しています。芸はパクるのが一番」と便乗根性を隠さなかった。
「恐怖」は東京テアトル配給で7月10日から全国公開。
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