ホラークイーン紗綾、撮影中に霊感を発揮「あっ、あそこ…」
2010年6月7日 11:57

[映画.com ニュース] 中高生の間でささやかれている都市伝説“紫の鏡”をモチーフにしたホラー映画「ムラサキカガミ」の初日舞台挨拶が6月5日、東京・渋谷のシアターイメージフォーラムで行われ、主演の紗綾、長澤奈央、上杉奈央、安岡あゆみ、三原光尋監督が登壇した。
「夜の11時35分、大鏡の前で“紫の鏡”と5回唱えると、焼けただれた少女が現れる」。そんな噂話に胸騒ぎを覚える女子高生の美奈子(紗綾)が、テニス部の合宿で訪れたのは、噂の大鏡がある旧校舎だった。
紗綾はグラビアアイドルとして活動する一方、「神の左手 悪魔の右手」(金子修介監督)、「口裂け女」(白石晃士監督)、「山形スクリーム」(竹中直人監督)といったホラー映画に多数出演。初の映画主演となった同作もホラーとあって、「プレッシャーで不安だらけだったけど、とにかく表情でお芝居しようと怖がる顔を頑張った」とホラークイーンぶりをアピール。撮影を振り返る上杉から、「紗綾ちゃんがかわいい顔して、何もない場所を指差し『あっ、あそこ』って……」と持ち前の霊感を発揮していたことを暴露された。
三原監督は、「村の写真集」「しあわせのかおり」といった過去作からの“路線変更”に「実は高校時代からホラーは大好き。今回は全身全霊で撮らせていただいた」と意気揚々。「70~80年代に見た『キャリー』『エクソシスト』『オーメン』といった作品から得たイマジネーションを、自分なりの思い入れで再構築した」と語り、女子だらけの撮影現場を「なかなかいいもんやなと、ニコニコしながら眺めていました」と振り返った。そんな三原監督に、長澤は「お話していると本当にホラー好きで、かわいらしかった。意外な一面でしたね」とほほ笑みかけていた。
関連ニュース





菅野美穂×赤楚衛二「近畿地方のある場所について」実写化に主演 都市伝説、怪談、UMA、オカルト…あらゆる「コワい」を凝縮した予告も
2025年4月9日 06:00

映画.com注目特集をチェック

キャンドルスティック
【予告編だけでこんなに観たくなること…ある!?】阿部寛、10秒でAIを騙す――狂おしいほど面白そう
提供:ティ・ジョイ

映画「F1(R) エフワン」
【語れば語るほど、より“傑作”になっていく】上がりきったハードルを超えてきた…胸アツをこえて胸炎上
提供:ワーナー・ブラザース映画

たった“1秒”で爆発的に話題になった映画
【この夏、絶対に観るやつ】全世界が瞬時に“観るリスト”に入れた…魅力を徹底検証!
提供:ワーナー・ブラザース映画

でっちあげ 殺人教師と呼ばれた男
【あり得ないほど素晴らしい一作】この映画は心を撃ち抜く。刺すような冷たさと、雷のような感動で。
提供:東映

すさまじい“魂震作”だった――
【あまりにも早すぎる超最速レビュー】全身で感じる、圧倒的熱量の体験。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント