もうスキー場には行かれない?“リフトに置き去り映画”今夏公開
2010年5月24日 13:42
[映画.com ニュース] スキー場のリフトに取り残された若者たちの恐怖を描くワンシチュエーションサスペンス「フローズン」(アダム・グリーン監督)が今夏、日本公開されることが決まった。今年の第82回アカデミー賞受賞作「ハート・ロッカー」を配給したブロードメディア・スタジオにより、東京・渋谷シネクイントで上映される。
スノーボーダーのダン、ジョー、パーカーの3人が、日の暮れたスキー場で最後の滑りを楽しもうと乗り込んだリフトが突然停止。スキー場が次に営業するのは1週間後で、氷点下20度の極寒と暗やみのなか、携帯電話も食料もない3人は、地上15メートルからの脱出を試みるというストーリー。
スキー場のリフトに取り残されるというシンプルな設定は、海上に置き去りにされたダイバーたちの恐怖を描いて話題となった「オープン・ウォーター」を彷彿(ほうふつ)とさせる。同様にCGを使用しない緊迫感あふれる映像により、作品を鑑賞した人から「もうスキー場には行かれない!」という声もあがっているという。
シネクイントは、最近では「パレード」「ソラニン」「告白」(6月5日公開)など、話題の邦画を上映。しかし、過去には「マシニスト」「28日後...」「オープン・ウォーター」といった、キャストや作品規模にこだわらない洋画作品も多数上映してきた。そのことから、配給元では「邦画を見慣れている渋谷の若者層も、大満足すること間違いない」と期待を寄せている。
ダンを演じる若手俳優ケビン・ゼガーズは、岩井俊二が監督を務めるアメリカ映画「Vampire」で、レイチェル・リー・クックやケイシャ・キャッスル=ヒューズらと共演予定の注目株。ダンの親友ジョーは「X-MEN」シリーズのアイスマン役で知られるショーン・アシュモアが演じている。
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