マイク・タイソン、人気トーク番組で財政難を告白
2010年5月11日 11:31

[映画.com ニュース] ボクシングの元世界ヘビー級王者、マイク・タイソンが5月7日、米ABCの人気トーク番組「ザ・ビュー」に出演し、数年に渡る過度の浪費により、経済的な困窮状態にあることを告白した。
「俺はまったくの文無しだ。でも、素晴らしい人生をおくっている。俺にはもったいないくらいの素晴らしい妻と子どもたちがいる。俺はとても幸運だ」と語ったタイソン。第2の人生を歩むチャンスを与えられたことを感謝し、3度目の妻との倹約生活も楽しんでいるそうだ。
1986年に弱冠20歳4カ月でWBCチャンピオンの座を獲得したタイソンだが、その後はアルコールやドラッグ絡みの度重なる逮捕、荒れた私生活が続いた挙句の自己破産申請など、トラブルやスキャンダルが続いた。しかし、本人役でカメオ出演した09年のコメディ映画「ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い」(7月3日日本公開)が全米で大ヒットを記録。タイソンは本作をきっかけに、人生を見つめなおしたという。
最近では、リアリティ番組「テイキング・オン・タイソン」に出演。これは、大の鳩好きとして知られるタイソンが鳩の飼育法を紹介し、鳩レースのチャンピオンに挑戦する様子を描く番組で、2011年初頭に動物チャンネルのアニマルプラネットで放送が予定されている。
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