岡村隆史、國村隼との初共演シーンはガチガチ
2010年4月19日 11:02

[映画.com ニュース] 世界で初めて養殖サンゴの移植・産卵に成功した沖縄県在住の金城浩二さんの実話を映画化した「てぃだかんかん/海とサンゴと小さな奇跡」のプレミア試写会が4月18日、東京・九段下の九段会館で行われ、主演を務める「ナインティナイン」の岡村隆史をはじめ、李闘士男監督、共演の吉沢悠、伊藤明賢、児玉絹世、國村隼、原田美枝子が舞台挨拶に立った。
かつての美しい海に思いを馳せ、サンゴの復活にかけた金城さんの活動を、「デトロイト・メタル・シティ」の李闘士男監督が映画化。岡村が金城さんをモデルにした主人公・金城健司に扮し、松雪泰子が献身的な妻を演じた。岡村は、クランクイン当日を振り返り「まさか最初が國村さんとの共演シーンとは知らず、怖そうだし迷惑をかけてはいけないと思い……セリフが全部飛んでしまって(笑)。あの日は、昼食のゴーヤチャンプルーものどを通らなかった」とベテラン俳優の存在感に最敬礼だ。
一方の國村は、「そんなに怖かった? 怖がっているのも演技だと思っていたけど」と苦笑い。そして、「集中力がすごくて、ミスをしてもすぐに立て直していた」と岡村の役者魂を絶賛。原田も、「すごくまじめで私語もなく、淡々と仕事をしていた」と“俳優”岡村の素顔を称えていた。
岡村は、「パニックになることも多々あったが、すばらしい共演者の皆さんに引っぱり上げられた。最初で最後のまじめな演技。自分としてもすべてを出したし、いろんな思いが詰まった作品」と熱のこもったアピールを展開。それでも、「今後は妖怪役に戻ります」と以前出演した「妖怪大戦争」を引き合いに出して場内を笑わせた。李監督は、「わざと“薄口”に仕上げた。金城さんをはじめ本当の人物像を伝えるため、余計なことはせず、過剰な演出もやめておこうと。精進料理のようにジワーっと良さが伝われば」と語った。
「てぃだかんかん/海とサンゴと小さな奇跡」はショウゲート配給で、4月24日から全国で公開。
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