蒼井優、「雷桜」で初共演・岡田将生の新たな魅力を開拓
2010年3月29日 04:04

[映画.com ニュース] 岡田将生と蒼井優主演で、宇江佐真理の人気時代小説を映画化する「雷桜」がこのほど、沖縄県某所の草原でクランクインした。殺陣や乗馬の練習を重ねて撮影に臨んでいる岡田と蒼井は、時代劇初挑戦。今回、ともに白馬にまたがり、咲き誇る桜の木の下にたたずんでいる撮影現場風景が初公開された。
時代小説ながら女性読者からの支持を獲得し、発行部数10万部を突破した原作を、「余命1ヶ月の花嫁」の廣木隆一監督とTBSの平野隆プロデューサーが再タッグを組む。岡田が演じるのは、徳川家御三卿で清水家当主の清水斉道で、心の病を抱え屋敷の内外で狼藉を繰り返すという役どころ。蒼井は、初節句の日に何者かに誘拐されてしまう遊に扮する。さらに、10年以上も人里離れた山奥で野生児のように育ったときは雷(らい)とも呼ばれており、ふたつの相反するキャラクターを演じることになる。
岡田は、初顔合わせの蒼井について「色々な面を持ったかた。子どもっぽいかわいらしい面もあり、しっかりとした面も持っている」と最敬礼だ。一方の蒼井は、「共演は初めてですが、馬の稽古(けいこ)を一緒にやっていたので仲良くなれました。岡田君は、表向きは草食系と言われがちですが、実は男らしくて頼れる人です。そしてとても素直!」と年下の主演俳優に全幅の信頼を寄せて様子だ。
同作では、交わるはずのない身分違いの男女が奇妙な木“雷桜”(落雷により折れた銀杏の木に桜が芽をつけ、銀の根元から桜の木が生えている)の前で出会い、決して叶わないと知りながらも運命の恋に落ちてしまう。2人が逢瀬を重ねる幻想的な木も、沖縄の山中にある広大な敷地に負けない規模で制作された。今後は、沖縄を含む九州地方や関東でも撮影を敢行する。
「雷桜」は東宝配給で、秋に全国で公開。
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