ジェニファー・ロペス主演でロマンチックコメディ「潮風のいたずら」リメイク
2010年3月23日 11:58
[映画.com ニュース] 実生活でもパートナー同士だったゴールディ・ホーンとカート・ラッセルが共演した87年のロマンチックコメディ「潮風のいたずら」が、ジェニファー・ロペスの主演でリメイクされることになった。米ハリウッド・レポーター誌が報じたもので、ウィル・スミスが自身の製作会社オーバーブルック・エンターテインメントを通してプロデュースする。
「プリティ・ウーマン」「バレンタインデー」のゲイリー・マーシャル監督がメガホンをとったオリジナル版の物語は、ヨットから転落して記憶を失った傲慢な富豪夫人ジョアンナ(ホーン)のもとを、かつて彼女から仕事を頼まれたものの賃金を払ってもらえなかった大工のディーン(ラッセル)が訪れるところから始まる。ジョアンナを妻だと偽って家に連れて帰ったディーンは、賃金代わりに彼女を家政婦として働かせようとする。家には4人の子どもがおり、慣れない主婦&母親業に悪戦苦闘するジョアンナだったが、やがてディーンや子どもたちと心を通わせるようになるというロマンチックコメディだ。
リメイク版の監督と相手役は未定。レスリー・ディクソン(「ヘアスプレー」)が執筆したオリジナル版の脚本をもとに、「トラブル・カレッジ/大学をつくろう!」の脚本家コンビ、アダム・クーパー&ビル・コラージュがリメイク版の脚本を手がける。
「メイド・イン・マンハッタン」「Shall we Dance?」などでロマコメの主演経験もあるロペスは、06年の「エル・カンタンテ」では夫のマーク・アンソニーと共演。最新主演作「The Back-up Plan」(アラン・プール監督)は4月23日より全米公開される。