米撮影監督協会賞にミヒャエル・ハネケ監督「白いリボン」
2010年3月3日 11:29
同作は、第1次世界大戦前夜のドイツの農村を舞台に、のちのファシズムの台頭を予感させる不穏な出来事を端正なモノクロ映像で描き出し、昨年のカンヌ国際映画祭パルムドールを受賞した。撮影監督のクリスチャン・ベルガーは、「隠された記憶」「ピアニスト」でもハネケ監督と組んでいる。
「白いリボン」は、第82回アカデミー撮影賞にもノミネートされており、その他候補入りした「アバター」「ハート・ロッカー」「イングロリアス・バスターズ」「ハリー・ポッターと謎のプリンス」と同賞を競う。また、同外国語映画賞の最有力候補でもある。