台湾の人気俳優チェン・ボーリン「麻布十番の変貌にビックリ」
2010年2月19日 17:12

[映画.com ニュース] 「山の郵便配達」のフォ・ジェンチイ監督の最新作「台北に舞う雪」は、中国、日本、香港、台湾の4カ国合作。台湾北部の小さな田舎町を舞台に、突然声が出なくなった新人歌手メイと、心優しい孤児の青年モウがひかれ合うラブストーリーに主演した台湾の人気俳優チェン・ボーリンに話を聞いた。
「映画のタイトルを初めて聞いたとき、温暖な台湾に突然雪が降る話だと思ったんです。最近は気候の変動が激しいから(笑)」とタイトルにまつわる勘違いを告白したボーリン。実際には、好きな相手に思いを伝えられない不器用な恋愛模様が描かれており「僕も普段から人助けをする方だから、その点は彼と似ているけど、好きな人には自分から気持ちを伝えるタイプ」と自らとの共通点を分析しつつ、恋愛面での積極的な一面をのぞかせた。
モウがひかれるメイを演じるのは、“リトル・チャン・ツィイー”の愛称で人気急上昇中のトン・ヤオ。中国・雲南省出身のヤオについて、「初顔合わせのときは、彼女が本当にチャン・ツィイーに似ているので驚きました。彼女はおっとりしているけれど、とても真面目で、台湾と中国の文字や言い回しの違いを熱心に勉強していましたね。休憩中に台湾のTV番組を食い入るように見る姿がちょっとおかしかったです」と振り返った。
「暗いところで待ち合わせ」「シュガー&スパイス 風味絶佳」など日本でも活躍するボーリンは、かつて麻布十番に住んでいたこともあるそうで、東京国際映画祭が開催された六本木ヒルズ周辺には馴染みが深い。「映画祭は(第15回『藍色夏恋』、第16回『最後の恋、初めての恋』以来)3度目の参加です。けやき坂は日本に住んでいたころによく通っていたけれど、当時は人通りが少なかったので、あんなに大勢の人がいるなんてビックリしました。でもすごく楽しかったです」
「台北に舞う雪」は2月20日より日本公開。
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