山の郵便配達

劇場公開日

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解説

自然が豊かな湖南省で創作活動を続けるポン・ヂエンミンの短編小説『那山 那人 那狗(あの山、あの人、あの犬)』を映画化。大自然を背景に父と息子、妻と母の立場を通して家族の在り方を描き、1999年中国金鶏賞最優秀作品賞ほか多数の賞を受賞した。

1999年製作/93分/中国
原題:那山 那人 那狗
配給:キネマ旬報社=エフ プロモーション=東宝東和

ストーリー

1980年代初頭、中国湖南省の山間地帯。郵便配達を長年勤め上げた男は、後継ぎとなる息子に引き継ぐため、初めて一緒に、最後の仕事となる“旅”に出る。重い郵便袋を背に山道を辿り、幾つもの村を尋ねる2人。父は手紙を運ぶ責任の重さと仕事の誇りを静かに息子に伝える。息子は寡黙で留守がちな父に対して心の隔たりを感じていたが、人々の信頼を集める父の姿に接し、徐々に尊敬の念と仕事への責任感を深めていく。

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スタッフ・キャスト

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受賞歴

第25回 日本アカデミー賞(2002年)

ノミネート

外国作品賞  
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映画レビュー

4.0【父が長年行ってきた中国山間部の郵便配達の仕事を引き継ぐ息子が、父の仕事の崇高さ、大変さに気付いて行く様を、美しき山岳風景を背景に描き出す。親子の絆を深めていくロードムービーの秀作である。】

NOBUさん
2022年3月7日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

楽しい

知的

幸せ

ー 冒頭、テロップで”1980年代、湖南省西部”と流れる。-

・山間部での郵便配達のため、滅多に帰って来なかった父との距離感を感じながら育った息子。故に、彼は父の事を”アンタ”と呼んでいる。

・老いた父が、初めて息子と忠犬”次男坊”と二泊三日の郵便配達に出掛ける。それは、息子に仕事を引き継ぎ意味もあったのである。

・心に残るのは、行く先々の村々で彼らを待っている山の民の豊かな表情である。
来た時には誰もいなくても、彼らが村を出る際には、村人総出で見送るシーンには、心温まる。

・父が、目の不自由な老婦の元へ、わざわざ孫からの郵便を届けるシーンも良い。孫の手紙を”老婦を気遣い、内容を盛って、”話して聞かせるシーン。

・トン族の娘と、息子が楽し気に話す姿を見る父。その脳裏には、妻との出会いのシーンが蘇っている。

・父を背に川を渡るシーンも良い。”郵便袋より軽いね・・”

・険しい崖の道を上がる際に、上からロープを投げてくれた聡明な少年との会話。

<いつの間にか、息子は父を”父さん”と呼んでいる。それを嬉しそうに、照れ臭そうに”父さんだってさ。”と、中犬”次男坊に話しかける父の嬉しそうな顔。
 成人して、初めて父の郵便配達の道を一緒に歩む中で、息子が父の仕事の尊崇さ、大変さに気付いて行く過程を丁寧に、中国の美しい山岳風景を背景に描き出した作品。>

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NOBU

4.0優良作品

2021年10月30日
iPhoneアプリから投稿

時間があってゆっくりしたい時に淡々とした優しい映画を観たい人にはおすすめします。

私は結構楽しめた。風景画のよう。

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大粒 まろん

4.0父子の思いをのせた山岳地帯の美しい映像

2020年7月23日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

中国は山岳地帯を歩いて郵便配達をする父と、それを引き継ぐ息子の話し。

距離のあった父子が一緒に山を歩きながら仕事をしているうちに、理解し合っていく話し。最後は息子が一人で郵便配達に出発する。同伴する犬が人の心を読む賢い犬でいい味を出している。山岳の美しい素朴な景色も癒される。

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菜野 灯

4.0そこに人生がある

2018年8月14日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

幸せ

 中国は漢民族と満民族、それに数多くの少数民族で成り立っている国である。山の人々は山で暮らし、あまり平地に降りてこない。そこに自分たちの居場所がないことを知っているからだ。それでも若い人を中心に、少しずつ故郷の山を離れる人々がいる。そして電話もインターネットもない故郷と、下山した人々のいる都会を結ぶのは、昔ながらの手紙である。そしてそれを届けるのが本作品の主人公親子なのである。
 息子は父とともに父の歩んだ郵便配達の道を歩く。どのような道を辿り、どのような町や村でどんな人に郵便を配達し、また預かっているのかを知る。そこには様々な人生があり、郵便配達員との様々な係わり方がある。父がそれらの人々を大切にし、また信頼関係を築き上げて来たことを息子は知ることになる。それはとりもなおさず、父の人生そのものなのだ。ささやかでつつましい世界だが、人に優しくする包容力のある豊かな精神と、寛容な人生観。息子は父の偉大さを知り、自分の父であることを誇らしく思う。
 素晴らしい親子の、とてもあたたかい数日間を描いた秀作である。中国はやはり広大だ。こういう映画を作る才能が多分たくさんいるのだろう。ちなみに犬の演技も非常によかった。

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耶馬英彦
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