新婚ホヤホヤ柳楽優弥、夢は大きく「ハリウッドナンバーワン!」
2010年1月22日 17:10

[映画.com ニュース] 荒廃した家庭の中で読書を心の支えに生きる高校生・光治(柳楽優弥)が、愛を知らない孤独な女性書店員・夏樹(佐藤江梨子)と出会い、本を通じて心を通わしていくラブストーリーで、小説家・山田あかねが自著の映画化で初メガホンをとった「すべては海になる」(1月23日公開)。主演の柳楽優弥が、撮影現場復帰の心境や、結婚という人生の転機を踏まえ、今後の仕事にかける意気込みを熱く語ってくれた。
「戦慄迷宮3D」が先に公開されたが、撮影自体は「すべては海になる」が先に行われた。クランクイン直前は「セリフの覚えかたを忘れていて焦りました(笑)」と、ブランクに戸惑ったことを告白したが、「僕が演じた光治は本が現実逃避の場ですが、それで救われている。僕自身は映画を見ることで何度も救われたから、光治の心境は理解しやすかった」といい、撮影は順調にこなせたという。10代最後で復活を遂げ、私生活ではこのほど女優の豊田エリーと結婚。2010年は「仕事を積極的にやっていきたい」と決意を新たにする。
今年3月には20歳になり、大人の仲間入りを果たす柳楽は「自分の幅を広げたいから舞台に挑戦したいし、やったことがないジャンルをやってスキルを上げたい。今までとは違う姿を見せたい。20歳はもっとバキバキであるべきです」と熱弁。さらに、「俳優をやっている以上てっぺんを目指すべき。オスカーどころじゃない。3大映画祭を全制覇してハリウッドでナンバーワンと言われる役者になりたい。夢は小さなことを言っていても全然楽しくないですからね(笑)」と、壮大な夢を熱く語ってみせた。
とはいえ、家庭を持つということは大いなる責任が伴うもの。「自分のこだわりだけでは生きていけなくなると思いますけど、お互いまだ若いし、仕事に打ち込んでやっていくことが応援してくれる人への礼儀だと思います」と抱負を語り、「第一、自分が夢を持っていないとカミさんだって嫌だと思います。常に夢を追いかけている男の姿ってカッコいいと思うし」と男気あふれる一言も。「でも、どうなるかわからないかな。逆に夢が小さくなるかも。いや、それはないと思います(笑)」
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