井筒監督「ヒーローショー」、品川ヒロシ「漫才ギャング」は角川配給
2010年1月22日 13:39

[映画.com ニュース] 映画配給の角川映画は1月22日、都内のホテルで2010年度のラインナップ発表会を行った。昨年11月に角川エンタテインメントを合併し、“新生”角川映画としては初のラインナップは、15作品(邦画10作品・洋画5作品)の布陣で挑む。
邦画では、井筒和幸監督の「パッチギ!/LOVE&PEACE」以来3年ぶりとなる長編最新作「ヒーローショー」(5月29日公開)、宮崎あおいと大竹しのぶが初共演を果たす「オカンの嫁入り」、渡辺大と奥田瑛二が3億円事件と対峙する「ロストクライム/閃光」などが注目作。また、2008年に「ドロップ」を大ヒットに導いた品川ヒロシ監督最新作「漫才ギャング」と、東野圭吾の人気小説を映画化する「夜明けの街で」は2011年公開に向けて開発中だ。
「ヒーローショー」は、若手漫才コンビ「ジャルジャル」の後藤淳平と福徳秀介を主演に抜擢。現代に生きる若者たちが、出口を求めて人生をもがき苦しみ、何かを手に入れようと奔走する青春バイオレンスストーリー。井筒監督は、ビデオメッセージで「今回は吉本興業とのコラボ3作目で、最強コンビの決定版。大船に乗ったつもりで完成を待っていてもらいたい」と自信をのぞかせた。

品川監督が原作・脚本と“三役”を務める映画化企画第2弾「漫才ギャング」は、トラブルに巻き込まれたお笑い芸人が、留置所内で意気投合したタトゥーだらけの男とコンビを結成する姿を描く。品川監督は、「笑いあり、涙あり、アクションありの内容で、『ドロップ』を超えるような作品にしたい」とコメントを寄せた。
同社が大々的にラインナップ発表会を行うのは、06年以来4年ぶりのこと。椎名保社長は、「ラインナップ発表をするのは、配給会社としての義務だと思う。角川映画は、邦画大手3社(松竹・東宝・東映)に肩を並べてナンバー1を狙っていくのではなく、オンリー1を目指すべきだ。ラグビーでよく使われる『All for one, One for all』を胸に臨んでいきたい」と決意表明した。
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