ユマ・サーマンがメドゥーサに!「パーシー・ジャクソン」ビジュアル一斉公開
2010年1月15日 19:00
[映画.com ニュース] 全米を席巻した人気小説を実写映画化した「パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々」の主要キャストのビジュアルが初公開された。同作は、海神ポセイドンの血を引く主人公が自らの出生を知り、盗まれた稲妻を取り戻す冒険を繰り広げながら成長する姿を描いた冒険活劇で、主要キャストが神や魔物に変身するシーンが見どころのひとつだ。
公開されたビジュアルのなかで特筆すべきは、ユマ・サーマン扮するメドゥーサ。無数の毒ヘビが頭に絡みつき、目を直接見ると誰であってもすぐに石化させてしまう能力をもつ。さらに映画では、意思に反して自らのほうを向かせる催眠術パワーを駆使する。メガホンをとったクリス・コロンバス監督は、「ユマは世界最高の美女のひとりだが、恐怖と脅威をも引き起こす女優。彼女は人を動かす力があって、自分の目を見させるように誘惑できた」と称賛した。
また、「007」シリーズでジェームズ・ボンドを演じたピアース・ブロスナンが、ケンタウロス族の賢者で半身半馬のケイロンに。人間界では下半身の馬の体と足を隠すために車イスで生活をしている学校の教師として生活しているが、神と人間の間に生まれた“デミゴッド”を指導する訓練所の指導者という役どころだ。
主演のパーシー・ジャクソンには、西部劇「3時10分、決断のとき」でクリスチャン・ベールの息子に扮したローガン・ラーマンを起用。文字がゆがんで見えてしまう難読症(ADHD)に悩みながらも、水を自在に操ることができる不思議な能力をもっているという難役に挑んだ。さらに、「ロード・オブ・ザ・リング」のショーン・ビーンが、天空を支配するギリシアの最高神ゼウスに抜擢された。全米セールス1位に輝いたベストセラー小説が、どのような世界観で生まれ変わるのかに目が離せない。
「パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々」は20世紀フォックス配給で、2月26日から全国で公開。
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