米撮影監督協会賞ノミネート発表 ヨーロッパ出身の名カメラマン3名が候補入り
2010年1月13日 12:59
[映画.com ニュース] アメリカ撮影監督協会(ASC)賞のノミネートが1月11日に発表され、ヨーロッパ出身の名カメラマン3人が候補入りを果たした。
昨年のカンヌ国際映画祭パルムドール受賞作、ミヒャエル・ハネケ監督「ホワイト・リボン」のクリスチャン・ベルガー(オーストリア出身)は、ここまでニューヨーク、ロサンゼルスおよび全米批評家協会賞の撮影賞を制し、目下のところ最有力候補となっている。
「ハート・ロッカー」のバリー・アクロイド(イギリス出身)は、ケン・ローチ監督作品の撮影で知られ、カンヌ国際映画祭パルムドールを受賞した「麦の穂をゆらす風」(06)ではヨーロッパ映画賞撮影監督賞を受賞。そして「アバター」のマウロ・フィオーレ(イタリア出身)は、「トレーニング・デイ」(01)など、ハリウッドに活躍の場を移している。
ちなみに、「NINE」のディオン・ビーブはオーストラリア出身で、今回アメリカ人の撮影監督は「イングロリアス・バスターズ」のロバート・リチャードソンのみという、同協会長マイケル・ゴイが指摘する通り、「撮影表現はグローバルな言語」であることを反映した結果となった。
ASC賞結果は2月27日、米ロサンゼルスのハイアット・センチュリープラザ・ホテルで開催される授賞式にて発表される。
「ハート・ロッカー」 バリー・アクロイド
「NINE」 ディオン・ビーブ
「ホワイト・リボン」 クリスチャン・ベルガー
「アバター」 マウロ・フィオーレ
「イングロリアス・バスターズ」 ロバート・リチャードソン
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
“愛と性”を語ることは、“生きる”を語ること
【今年最後に観るべき邦画】なじみの娼婦、偶然出会った女子大生との情事。乾いた日常に強烈な一滴を。
提供:ハピネットファントム・スタジオ
アバター ファイヤー・アンド・アッシュ
【シリーズ完全初見で最新作を観たら…】「こんなに面白かったのか!!」「歴史を変える傑作」「号泣」
提供:ディズニー
「アバターF&A」「ズートピア2」などが“500円”で観られる!
【正直、使わないと大損】絶対に読んでから映画館へ!
提供:KDDI
楓
【今年最大級に切なく、涙が流れた】双子の弟が亡くなった。僕は、弟の恋人のために“弟のフリ”をした
提供:アスミック・エース
ズートピア2
【最速レビュー】「最高の続編」「2025年頑張ったご褒美みたいな映画」「メロすぎる」「全員みて」
提供:ディズニー
SNSで大炎上中…
【非難殺到】「絶対に許すな」「町ごと滅べ」些細なケンカが…まさかの大事件へ
提供:ハピネットファントム・スタジオ