小栗旬監督作ワールドプレミアで「ゆうばり映画祭」幕開け
2010年1月13日 12:59

[映画.com ニュース] 「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2010」の概要が1月13日に発表され、小栗旬の映画監督デビュー作となる「シュアリー・サムデイ」がオープニング招待作品として上映されることが決まった。小栗は、主演の小出恵介、勝地涼、綾野剛、鈴木亮平、ムロツヨシ、山本又一朗プロデューサーとともに同作を引っさげて夕張入りする。
同映画祭は1990年に初開催されたが、06年に夕張市の財政破綻により一旦休止を発表。しかし、市民や映画ファンから惜しむ声が多数寄せられたため、NPO法人を立ち上げて08年に復活した。20回目となる今回のテーマは、「行こうや。ゆうばり」。その記念すべき年に、小栗が5年越しで映画化にこぎ着けた「シュアリー・サムデイ」が上映される。
クロージング招待作品に選ばれたのは、ガイ・リッチー監督、ロバート・ダウニー・Jr.主演の「シャーロック・ホームズ」。そのほか、マット・デイモン主演最新作「GREEN ZONE(原題)」、ベストセラー小説を堤真一主演で実写化する「孤高のメス」、芥川賞作家・絲山秋子の人気小説を成宮寛貴&内田有紀主演で映画化する「ばかもの」など国内外12作品の招待作品がそろった。

開催20回記念上映として、山田洋次監督の代表作「幸福の黄色いハンカチ デジタルリマスター」を、4月10日公開に先駆けて初上映。そして、同作をウィリアム・ハート主演で完全リメイクした米映画「イエロー・ハンカチーフ」も夕張に“上陸”する。
また、応募総数356本のなかから9作品を選出したオフシアターコンペティション部門では、ジョニー・トー監督、石橋凌、チョン・スワン、マーク・ウォルコウ、山下敦弘監督の5人が審査員を務める。「スーパーサイズミーをやりたくて」(坪田秀雄監督)、「青春墓場/明日と一緒に歩くのだ」(奥田庸介監督)、「壁」(ヒョン・セウ監督)、「電話番号が必要だ!!」(キム・ジョンフン監督)などがグランプリ戴冠を目指す。
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