K・ビグロー監督「ハート・ロッカー」がLA映画批評家協会賞。ボストンも制す
2009年12月14日 18:23

[映画.com ニュース] オスカーレースを占う最も重要な映画賞のひとつ、ロサンゼルス映画批評家協会(LAFCA)賞が12月13日に発表され、キャスリン・ビグロー監督の戦争アクションドラマ「ハート・ロッカー(原題)」が作品賞と監督賞の2冠に輝いた。作品賞の次点はジェイソン・ライトマン監督、ジョージ・クルーニー主演の「マイレージ、マイライフ」だった。
イラク戦争を舞台に、米軍の爆発物処理班に所属する兵士たちを描いた「ハート・ロッカー」は、今年6月に全米わずか4スクリーンで公開。しかしその後評判を呼んで、8月には約500スクリーンへと拡大された。なお、同日発表されたボストン映画批評家協会賞でも作品賞・監督賞・主演男優賞(ジェレミー・レナー)を含む主要5部門で受賞。これまでのところ、賞レースを一歩リードしている格好だ。
主演男優賞は、「クレイジー・ハート(原題)」でカントリー歌手に扮したジェフ・ブリッジス。主演女優賞はフランス映画「セラフィーヌ(原題)」で実在の画家セラフィーヌ・ド・サンリスを演じたヨランド・モロー。助演男優賞には「イングロリアス・バスターズ」のクリストフ・ワルツが、助演女優賞には「プレシャス」のモニークが選ばれた。
第35回LAFCA賞の主な受賞者は以下の通り。
▽監督賞 キャスリン・ビグロー(「ハート・ロッカー」)
▽主演男優賞 ジェフ・ブリッジス(「クレイジー・ハート」)
▽主演女優賞 ヨランド・モロー(「セラフィーヌ」)
▽助演男優賞 クリストフ・ワルツ(「イングロリアス・バスターズ」)
▽助演女優賞 モニーク(「プレシャス」)
▽脚本賞 ジェイソン・ライトマン&シェルドン・ターナー(「マイレージ、マイライフ」)
▽撮影賞 クリスチャン・ベルジェ(「ホワイト・リボン」)
▽アニメーション映画賞 「The Fantastic Mr. Fox」(ウェス・アンダーソン監督)
▽外国語映画賞 「夏時間の庭」(オリビエ・アサイヤス監督)
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