欽ちゃん「2012」プレミアで未来に残したいギャグ披露
2009年11月18日 11:22

[映画.com ニュース] ローランド・エメリッヒ監督最新作「2012」のジャパンプレミアが11月17日、東京・六本木ヒルズアリーナで行われ、来日したエメリッヒ監督、主演のジョン・キューザック、アマンダ・ピート、子役のリアム・ジェームス、モーガン・リリー、プロデューサーのハラルド・クローサーが参加した。
マヤ文明が残した予言をもとに、2012年12月21日に訪れる地球滅亡を描いたディザスタームービー。映画の内容にちなみ、「2012年12月21日を迎えた、大切な人へのメッセージ」を各自が披露してタイムカプセルに納めたが、キューザックは「まだこの役から少し抜けきれていないので、『お母さん、やりきったよ!』というメッセージになってしまった」と、大作の主演を全うした気持ちを告白。ほかの面々も家族へ向けたメッセージを残すなか、ピートだけは「オバマ大統領へ。この4年間ありがとう。もう少し長くいてください。私たちにはあなたが必要です」というバラック・オバマ米大統領へのメッセージを披露した。
また、「日本が残しておきたいコメディアン」として萩本欽一がゲストとして登場。萩本が残したいメッセージは、自身の一番好きなギャグの「『母ちゃん、ちょっと考えてよ。お弁当のおかず、毎日毎日、梅干しばっかりじゃないか』『でも、梅干しの位置は変えてるけど』」だそうで、笑いをこぼすキューザックらを見て「世界に通じました」とご機嫌だった。
さらにインターネット上の投票で決定された、「2012年、世界の終末が訪れたときに残しておきたいモノ」も発表。映画は「タイタニック」、本は「ハリー・ポッター」シリーズ、音楽は「マイケル・ジャクソンの楽曲全て」、一緒にいたい人は「恋人」という結果に。映画部門では2位に「おくりびと」、3位に「ショーシャンクの空に」がランクインしたが、萩本は「『ジョーズ』を残したい」と熱望。そして、「『ジョーズ』があまりに面白かったので、それ以降、映画は見ていません」とジョークを飛ばしていた。
「2012」は、11月21日から全国で公開。
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