ベネチア名誉金獅子賞ジョン・ラセターの贈呈者がジョージ・ルーカスに
2009年8月21日 12:00

[映画.com ニュース] 「スター・ウォーズ」のクリエイター、ジョージ・ルーカスが、今年のベネチア国際映画祭で名誉金獅子賞を受賞するディズニー&ピクサー・アニメのジョン・ラセターへの同賞プレゼンターに決まった。米ハリウッド・レポーター誌が伝えたもので、ルーカスがベネチア映画祭を訪れるのは初のことだという。
その贈呈は9月6日、メイン会場のパラッツオ・デル・チネマにあるサラ・グランデ(大劇場)で行われる。同映画祭では、ラセターが監督した「トイ・ストーリー」「トイ・ストーリー2」の新3Dバージョンが上映されるが、贈呈式ではラセターが製作指揮をとるディズニー・アニメの新作「The Princess and the Frog」の10分間の特別映像や、現在製作中のピクサー・アニメ「トイ・ストーリー3」のシークエンス映像がデモンストレーションされるという。
また後日、ラセターを筆頭に、ブラッド・バード(「レミーのおいしいレストラン」)、ピート・ドクター(「カールじいさんの空飛ぶ家」)、アンドリュー・スタントン(「ウォーリー」)、リー・アンクリッチ(「ファインディング・ニモ」)といったピクサーのクリエイターらによる映画祭での「映画授業」に参加する予定だ。
ちなみに、05年には同じ名誉金獅子賞を、宮崎駿監督が受賞している。
同様の名誉賞では、「MANGAの衝撃」と題して日本のアニメが大々的にフィーチャーされた今年のスイスのロカルノ国際映画祭で、同じスタジオジブリの高畑勲監督(「アルプスの少女ハイジ」「火垂るの墓」)と、富野由悠季監督(「機動戦士ガンダム」)が名誉金豹賞を受賞している。
今年の第66回ベネチア国際映画祭は、9月2日から12日まで開催される。

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