草なぎ剛、「BALLAD」完成会見で酒の話題に「反省してます」と苦笑い
2009年8月5日 12:00
[映画.com ニュース] 草なぎ剛、新垣結衣主演の「BALLAD/名もなき恋のうた」(9月5日公開)が完成し、8月4日、東京・六本木ヒルズで開かれた記者会見と完成披露試写会の舞台挨拶に草なぎ、新垣、夏川結衣、筒井道隆、武井証、吹越満、山崎貴監督が登場した。
02年の「映画クレヨンしんちゃん/嵐を呼ぶ アッパレ!戦国大合戦」を原案に、「ALWAYS 三丁目の夕日」の山崎監督が、戦国武将・井尻又兵衛(草なぎ)と一国の姫君・廉姫(新垣)の身分違いの恋を描く物語で、原作のしんちゃんに相当するキャラクターとして、現代からタイムスリップしてくる少年・川上真一(武井)が登場する。
時代劇に初挑戦した山崎監督は、「『ラスト・サムライ』の撮影現場を見学し、日本人として悔しかった。ちゃんとした時代劇が作りたいと思っていた時に原作に出会い、これなら勝負できると思った」と製作動機を語った。
一方、草なぎは「時代劇は何度かやったことがあるけど、すごく速く走る馬に乗るのは初めてで緊張した。(寒い時期の撮影だったので)寒さで足が痛くて大変でした」と撮影を振り返りながら語ったが、又兵衛の部下・仁右衛門を演じた吹越が、飲み屋で山崎監督と偶然会ったことから出演が決まったという裏話を明かしたところで、「酒の話は止めときましょうか?」と突然話を振られ、「反省してますので……」とバツが悪そうに苦笑いする一幕もあった。
また、劇中で戦に出る又兵衛に廉姫がおにぎりを握るシーンがあることから、会場には米600キロを使用した高さ1.7メートル、幅2メートル、厚さ1メートルになるギネスブック認定級の巨大おにぎり(通常の8000個分相当)が登場。登壇者もそれぞれおにぎりを握ってフォトセッションに応じ、会見後の舞台挨拶では、草なぎが「戦国版『タイタニック』です。誰と見ても満足できるはず。僕たちの100%の気持ちが詰まっているので、楽しんでください」と作品をPRした。